今日から俺は!!
【作 者】 西森博之(にしもりひろゆき) 【巻 数】 全38巻 【出 版 社】 小学館 【掲 載 誌】 週刊少年サンデー 【ジ ャ ン ル】 ヤンキーギャグ漫画 【おすすめ年代】 中学生~
週刊少年サンデーに掲載されていた作品。 物語としては、 「引越しにより転校することになった高校生『三橋貴志』は、母親から学校に行く前に 髪の毛を切に行くように言われ、床屋にいく。 床屋の入り口で同時に床屋に入ろうとしていた一人の男と出会う。 同じくらいの年齢と思われる男であったが、ボサッとした感じのパッとしない印象の 男だった。 その男のことも忘れ、床屋の椅子についた貴志は、前々からの計画を発動させる。 貴志はいきなり髪の毛を金髪に染め、パーマをかけるよう依頼するのだった。 結果、金髪パーマになった貴志は、会計しながらこれで明日から目立つ、と 考えていたら、同じく床屋に入ってきたパッとしない男が会計に来た。 するとその男は髪の毛をガッチガチに固めて逆立てており、かなり目立つ風貌 になっていた。 それぞれお互いに『あちらのほうが目立つかもしれない』と思いつつ、家路に着く二人。 翌日貴志が転校先の高校に行くと、同じクラスに同じように昨日床屋であった男が 転校してくる。 一度に二人の転校生を迎えた高校だったが、二人ともその目立つ風貌で高校の 不良たちに目をつけられ喧嘩を売られるのだったが、なぜか二人とも喧嘩が強く、 見事撃退。そのうちに近隣の不良たちに一目置かれる存在になっていくのだった」 という作品。 基本的にヤンキー漫画なのか、基本的にギャグ漫画なのか判断に悩むところですが、 4:6でギャグ漫画、というところではないですかね。 そしてヤンキー漫画とは言いながら、バリバリのヤンキー漫画にありがちな 『血なまぐさい感じ』はほとんど無い、すごい『少年誌的なヤンキー漫画』です。 少年マガジンには決まって『ガチガチのヤンキー漫画(大体暴走族もの)』が掲載されて いた時代にサンデーで連載されていた作品でしたが、ある意味マガジンに 掲載されていた作品群とは真逆にある作品です。 ヤンキー漫画にありがちな『血なまぐさい感じ』もなく、『エロ』もなく、『ヤンキー漫画』 としてはライトな部類に入る作品です。 連載されていた時期の『ヤンキー』感が出ている作品で、今の若い人が読むと ちょっと変な感じかもしれませんね。 作風としては『ギャグ』と『シリアス』を上手に混ぜた、今の少年漫画の王道を行く 路線です。 ギャグの質も悪くはなく(それでもやはり時代は感じてしまいますが)、 全体的には大変面白く読める作品です。 ガッチガチのヤンキー漫画に抵抗がある人にお勧めします。