カメレオンジェイル
【作 者】 井上雄彦(いのうえたけひこ) (ストーリープラン)渡辺和彦(わたなべかずひこ) 【巻 数】 全2巻 【出 版 社】 集英社 【掲 載 誌】 週刊少年ジャンプ 【ジ ャ ン ル】 人間ドラマ漫画 【おすすめ年代】 中学生~
週刊少年ジャンプに掲載されていた漫画。 作者は『スラムダンク』『バガボンド』の井上雄彦。 物語としては、 「警察では処置しきれない数々の犯罪に対処するプロフェッショナル、 『危険請負人(リスクハンター)』。 そんな中でも『史上最強』といわれる男がいた。 彼はカメレオンのようにいくつもの顔を持つ、ということから、 『カメレオンジェイル』と呼ばれているのだった。」 という物語。 スラムダンクで一躍有名になった井上雄彦の初連載作品。 この漫画の連載当時は確かペンネームが違っていたという記憶があります。 私が持っている単行本は12刷なので、恐らくはスラムダンクが流行ってから、 相乗効果で売ろうとして重版させた後の単行本なので、名義が井上雄彦になって いますが、多分初版とか、それに近い単行本の名義はまだ違う名義だったと 思われます。 スラムダンクでは、まだなんとなく感じられますが、バガボンドで初めて井上雄彦を 知った人(というかバガボンドしか知らない人)が読めば、かなり違和感を感じる作品 だと思われます。 絵柄もだいぶ違いますし、作風もだいぶ違いますからね。 特殊能力を持った主人公がいろいろ起きる事件を解決するとともに、 事件に関わった人たちの心の救いを描く、一応人間ドラマ、なのではないでしょうか? 残念ながら短命に終わった作品ですが、まーまーそれなりに楽しめます。 主人公の特殊能力の設定上仕方が無いでしょうが、毎回毎回解決方法が一緒、 ということと、やはり初連載作品だけあり、今では考えられないくらいに 絵柄、というか漫画、といいますかが稚拙、というところが短命に終わってしまった 理由なのでしょうね。 設定は仕方ないとしても、物語をもうちょっと考えられれば、かなり面白い作品に なれたんじゃないかなぁ、という気もしないではないですが。 連載当時、私は少年ジャンプを買っていましたが、確かにそんなにのめりこんだ記憶 もなく(まだガキでしたから、単純なのでなくてはあまり面白くなった のもあるでしょうが)、事実全2巻のうち、各巻に読みきりが掲載されていたりと、 全2巻分の回数も無かった作品で、そのような作品なので単行本もそれなりの 数しかないかと思いきや、スラムダンク効果で、かなりの部数が出版されている ため、結構かんたんに見つかると思います。 ま、興味がある方は読んでみてください。