FAIR PLACE(フェアプレイス)
【作 者】 矢也晶久(やなりあきひさ) 【巻 数】 全4巻 【出 版 社】 集英社 【掲 載 誌】 週刊ヤングジャンプ 【ジ ャ ン ル】 青春野球漫画 【おすすめ年代】 中学生~
週刊ヤングジャンプにて連載されていた漫画。 物語としては、 「野球有名校に入学した1年生、周防大志(すおうたいし)は、 上級生を押しのけその実力でベンチ入りを果たし、甲子園で行われる全国大会に 参加していた。 試合も最終回に入り、1点差で負けている状態で代打で起用される大志。 その打席でいきなり特大ギリギリのファールをはなち、球場内をどよめかせる。 期待に膨らむベンチであったが、ここで大志は敬遠策をとり、フォアボールで バットを振らせてもらうこともなく一塁に進む。 結局その後の打者が倒れ、大志の甲子園はそこで終了になった。 泣きながら来年こそ雪辱を果たそうという同級生に対し、大志は この夏を最後に家庭の事情で転校することになっていると同級生に告げる。 引越しをした大志は、食後の運動をしようとバットを持ち近所の公園に出かける。 その公園で一人の少年と出会った大志は突然、 『なぜあの甲子園でバットを振らなかったのか』と問い詰められるのであった」 という物語。 矢也晶久の真骨頂という感じの青春漫画。 物語のテーマが野球ですが、簡単に言うと 「何とか野球がやりたい女の子が、男に変装して高校野球をしている」という物語で、 雰囲気からして「イロモノ」的な感じを受けられるかもしれませんが、 なかなかどうしてちゃんとした青春物語に出来上がっております。 ちょっとした恋愛要素もあるのですが、恋愛に重点が置かれているわけではなく、 あくまで野球を元とにした青春漫画です。 相変わらず青年誌に掲載されている割には少年漫画的な作品ですが、 コレはコレでよいかと思われます。 少年漫画的な割には終わり方が少年漫画的な「奇跡が起きる」というような感じでは なく、現実的な終わり方になっており、そこがまた青春漫画な感じです。 終わり方がいろいろ物議を醸し出しそうですが、私はコレはコレでありだな、と思います。 もうちょっと長く続いてもいい物語だったんじゃないかな、と思いますが。 興味がある人は読んでみてください。