カミラTRIANGLE(トライアングル)[傑作短編集]
【作 者】 矢也晶久(やなりあきひさ) 【巻 数】 全1巻 【出 版 社】 集英社 【掲 載 誌】 月刊ベアーズクラブ・ビジネスジャンプ増刊・週刊ヤングジャンプ 【ジ ャ ン ル】 短編集 【おすすめ年代】 中学生~
月刊ベアーズクラブ他に掲載されていた作品を集めた短編集。 表題作『カミラTRIANGLE』が5話、それに書き下ろし作品である、同作の後日談番外編 が1話、後は人間ドラマが1話、青春的恋愛漫画が1話という構成の本です。 ほんの半分以上を占めている『カミラTRIANGLE』という作品ですが、 内容としては、「人間の少年と吸血鬼の少女の恋愛」を描く作品で、正直なところ、 ありがちな話にありがちな終わり方、という感じの学園ラブコメです。 書き下ろしとして番外編的後日談の漫画が書かれておりますが、 その作品のおかげで何とか「それなりに面白かった」という感じになっております。 その他の作品としては「事故で両親を失ってしまった少女と、その両親の実の兄弟 でありながら、祖父母と仲が悪く、少女が両親の葬式で初めて会った叔父との 交流を描く作品」、「『初体験』をめぐる少年と少女のカップルの話」という話がありますが、 前者がこの本の中では一番面白く、かつ「矢也晶久らしい作品」という感じがします。 後者の方は「おまけ」ですかねぇ。 とりあえず短編集に対する「短編集はその作者のファンになってから読め」 「短編集で作者の力量を測るな」という持論のとおり、 この作者が好きになってから読んでくださいね。