3×3EYES(サザンアイズ)
【作 者】 高田裕三(たかだゆうぞう) 【巻 数】 全40巻+4巻(ノベル版) 【出 版 社】 講談社 【掲 載 誌】 週刊ヤングマガジン 【ジ ャ ン ル】 冒険伝奇ロマン(だ、そうだ) 【おすすめ年代】 中学生~
週刊ヤングマガジンにて掲載されていた漫画。 高田裕三の名を一躍広めた作品。 物語としては、 「東京で一人暮らす高校生藤井八雲は、 ひょんな事件から自分を尋ねてチベットからきたパイに出会う。 パイは、四年前チベットで行方不明になった民族学者である八雲の父からの 遺書を持っており、そこには『パイが「三只眼吽迦羅」(さんじやんうんから)という 妖怪の唯一の生き残りで人間になることを願っている事、 自分の死後は八雲がパイを人間になる事を手伝うと伝えてある事、 その方法を知る人物が香港の妖撃社という会社にいる』事のみが記されていた。 余りに突飛なその内容と、息子を一度も省みることの無かった父親の身勝手な頼みに 激怒する八雲だが、その最中三只眼吽迦羅の使い魔でパイの友達、 怪鳥タクヒに襲われ命を落とす‥‥その瞬間パイの額に第三の目が現れ、 八雲は命を救われる。が、このことにより 八雲はパイと一心同体の『不死人无(ウー)』となってしまったのだった。」 ( 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』) という物語。 ただただ単純な「妖怪もの」ではなく、「妖怪」を「特殊能力を持つ民族」とすることにより、 その「民族の舞台設定」など、いろいろ設定しなければいけないものが多くありましたが、 それをうまく作りこむことに成功していると思います。 主人公の成長、劇中に出てくる特殊技、等、作品的には青年誌に掲載されていますが 非常に「少年漫画的」な作品。 最近の少年漫画に流行の「泣ける」とか「感動する」とかいう感じはあまりしませんが、 しっかり舞台背景が作りこまれており、最後まで問題なく読める作品です。 40巻という「長丁場」な作品で、途中「ちょっと飽き気味」になる感じは否めませんが、 読んだあとは確かな充足感が得られる作品です。 絵柄的にも、物語の当初と終盤ではだいぶ変化しますが、最初のほうも、最後のほうも/br> 見づらいこともなく、万人受けする絵柄ではないでしょうか? OVAでありますがアニメ化もされ、結構な数ゲーム化もされております。 それだけ受け入れられた作品であるということでしょう。 冬の夜長にいかがでしょうか?