STREET FIGHTER ZERO(ストリートファイターゼロ)
【作 者】 中平正彦(なかひらまさひこ) 【巻 数】 全2巻 【出 版 社】 新声社 【掲 載 誌】 ゲーメスト 【ジ ャ ン ル】 ゲーム(格闘)漫画 【おすすめ年代】 中学生~
ゲーム誌はゲーム誌でも、ゲームセンターにて稼動するゲーム (通称「アーケードゲーム」)のみを扱っていたゲーム雑誌「ゲーメスト」 (現在は新声社の倒産に伴い、エンターブレインにうつって「アルカディア」という雑誌に なっているといってもいいと思われる)に掲載されていた漫画。 ゲーム雑誌には良くある話しであるが、この雑誌も例に漏れず 「アーケードゲーム」を題材にした漫画を掲載しており、この漫画もその中のひとつ。 当時のゲームセンターでは「対戦格闘」というジャンルが全盛期であり、 その中でも1・2を争うほど人気のあるタイトルで、かつ格闘漫画全盛期の流れを作った シリーズである「ストリートファイターシリーズ」の中の一作、 「STREET FIGHTER ZERO」を題材とした漫画。 私と同じ年代(20代~30代)の人なら、「ストリートファイターシリーズ」をプレイしたことの ある人も多いのではないだろうか。私も相当やりました。 ゲームを題材とする漫画、というのは意外と多く、大体人気ゲームというのは、ゲーム以外の メディアにも参加してきます。それもひとつにとどまるということはそうそうなく、 このシリーズにも、当然のように「何作か」漫画が存在します。 で、この漫画シリーズ(この作品のほかに、同作者で続編がある)は、 「ストリートファイターシリーズ」を題材にした漫画の中で、「一番できのいい漫画」です。 ストーリーとしては、ゲームの方で、大体の骨格(あってないようなものですが、一応 ゲームの方にもストーリーはあるのよ)が出来上がっていて、それをアレンジしたものだ としても、かなりできのいいストーリーですし、絵的には標準以上のデキで、かなり 読みやすい作品となっております。 ストーリー、メインとなる格闘シーンともにかなり質のいい作品。 ゲーム製作元の「カプコン」も感動しているほどの作品で、 ゲーム中に出てきたオリジナル必殺技が、その後に出たシリーズ作品に採用された、 という説もあるほどの作品。 最近のゲームセンター事情はどうなっているかわかりませんが、恐らく対戦格闘ゲーム というのは昔ほど流行っておらず(というか絶滅状態か?)、 最近の若い人は「STREET FIGHTER」の存在も知らない人もいるかもしれないが、 もともとのゲームを全く知らない人でも「かろうじて」理解できる漫画だとは思いますので、 単純に「アクション漫画」が好きな人も読んでみてはいかがでしょうか?