曽田正人作品集 FIRE AND FORGET
【作 者】 曽田正人(そだまさと) 【巻 数】 全1巻 【出 版 社】 アスキー 【掲 載 誌】 週刊少年チャンピオン・マガジンSPECIAL 【ジ ャ ン ル】 短編集 【おすすめ年代】 中学生~
週刊少年チャンピオンに掲載されていた表題作「FIRE AND FORGET」他、 週刊少年チャンピオン、マガジンSPECIAL(こちらは講談社)に掲載されていた漫画、 3作品を収録した短編集。 3作品中2作品が、秋田書店の週刊少年チャンピオン、 残り1作が講談社のマガジンSPECIALで掲載されていた漫画であるが、 この単行本を発行したのはアスキーである。 別に珍しいことではないのだが、大体そのような場合は、その出版社で発行している 雑誌にその作者の漫画が掲載されており、且つ人気が出たので、その作者の 過去の作品をその出版社から出す、ということはよくあれど、 私の記憶ではこの単行本が発行されたときにアスキーで曽田正人が漫画を書いていた という記憶が無いのだが。ま、私が知らないだけということも多分にあると思うが。 ただこの単行本の面白いところは、掲載されている漫画が秋田書店、講談社の単行本 なのにアスキーで出版されているというほかに、単行本の帯に書かれている 売り文句が 『「め組の大吾」の原型となった表題作を含むファン待望の傑作作品集!!」 とかかれており、しかも「め組の大吾」の文字が一番大きく書かれている。 確かに「め組の大吾」の連載中、且つ人気が出たときに出版された単行本であると 記憶しているが、「め組の大吾」は小学館の週刊少年サンデーに掲載されていた漫画。 秋田書店、講談社に掲載されていた漫画を収録した単行本の売り文句は小学館の漫画。 どこにアスキー出てくるんだ?(笑) 作品の内容としては、「め組の大吾」の原型となったとされる表題作、 「FIRE AND FORGET」。 こちらは「め組の原型」といわれていても、予想していたよりは「め組」には似ておらず、 「自衛隊で組織されたレスキュー隊」の話。 この作品が作品集の半分以上をしめており、他の2作はおまけみたいなものか。 他の2作の方の1作にも、なんとなく「め組」につながった設定を感じる作品もあったり するのだが、コレを読んだから「め組」への面白さが深まる、というほどのものでもない。 「め組」の時にもチラッと書いたかもしれないが、この作者はある程度長い話ではないと 魅力が発揮されない作家だと思います。 藤田和日郎と同じ感じの作家といいますかね。 基本的に「短編向きではない」作家なんだと思うんですね。 ということで、特にお勧めはしません。曽田正人大好き、という人だけ 読んでくれればいいんでないですかね。
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