魍魎戦記摩陀羅全集別巻Vol.2 MADARA外伝 死海のギルガメシュ
【作 者】 花津美子 with MADARA PROJECT(はなつよしこ) 【巻 数】 全1巻 【出 版 社】 メディアワークス 【掲 載 誌】 電撃王 他 【ジ ャ ン ル】 ファンタジー漫画 【おすすめ年代】 中学生~
MADARAシリーズの内の一作。 「壱」「弐」「赤」「転生編」とは違い、「外伝」という扱いになっている。 漫画を書いているのも「MADARA壱」から「転生編」まで本伝を書いた「田島昭宇」ではなく、 「花津美子」という漫画家。ちなみにこの作者のほかの作品って読んだことありませんけど、 どんなの書いているんですかね。少女漫画化なんでしょうか? 内容としては、「壱」に出てきた聖神邪とカオスの運命を描いた作品。 物語としても「時空に消えたマダラを探す」というところをクローズアップした内容ではなく、 「聖神邪とカオスがマダラを追っていく過程でおきる二人の運命」についての話。 読んでいなくても本筋に影響はないと思われるが、マダラ好きなら欠かさずに 読んでおきたい物語。 物語的には完結しておらず(これはマダラシリーズ」自体完結していないので、 なんともいえないが、「死海のギルガメシュ」自体も完結してない)、 後書きのほうに「今後刊行予定の小説で続きが語られる」という記載があるが、 小説のほうが出たかどうかはまだわかりません。 物語は確かに「マダラ」なんでしょうけど、絵的に「田島昭宇」ではないため、 正直最初から最後まで「マダラ好きの書いた同人誌」的な印象がぬぐいきれません。 同じ作者はこの作品のほかに、「MADARA青」という作品を単行本にして5巻ほど書いている ので、「田島昭宇」の次に多く「MADARA」を書いている人ではあるが、 やはり「MADARA=田島昭宇」というイメージが定着しているので、 私はやはり最後までなじむことができませんでした。 「MADARA」を愛する身としては当然読まなければいけませんが、 田島昭宇を愛する身としては、少々複雑な作品です。