Anne・Freaks(アンネ・フリークス)
【作 者】 小手川ゆあ(こてがわゆあ) 【巻 数】 全4巻 【出 版 社】 角川書店 【掲 載 誌】 月刊少年エース 【ジ ャ ン ル】 サスペンス漫画 【おすすめ年代】 社会人~
月刊少年エースにて掲載されていたサスペンス漫画。 作者は週刊ヤングジャンプにて「おっとり捜査」という漫画を描いていた 「小手川ゆあ」。 前作も主人公が警察官(ちなみにヒロインは女子高生。わけわからん!) 前作も殺人事件などを描いていたため、サスペンスは書きなれているのだろうが、 今作は非常に難しいテーマの漫画。 物語としては、 「高校生『北川ゆり』(ちなみに男)は、ある日母親を殺害してしまう。 見つからないように河川敷の堤防に埋めていると、そこに女の子が現れる。 見られたと思い、口封じのため女の子に襲い掛かるゆり。しかし女の子に返り討ちに されてしまう。女の子にのされ、遠くなって意識の中、ゆりは女の子の声を聞く。 『後は私がうまくやってあげる』 翌日朝、家にて目が覚めたゆりは、いつもどおり学校に行こうとする。 家の居間にいくと、昨日みた女の子がいて、ゆりの母親の頭だけを持ってきて、 歯など身分の割れそうなものはすべて処分したから、これだけゴミ捨て場に捨てて来い と指示する。 その指示を受け、ゴミ捨て場にて母の頭だったものを捨て、学校に向かうゆり。 学校に着き、授業を受けているとき、ゆりは机の中に見慣れない紙が入っているのを 発見する。 その紙を見てみると、そこには『人殺し』と書かれているのだった」 という物語。 現在なら間違いなく発表されないであろう、青少年による大量殺人を描いた作品。 この漫画が発表されたのはそれほど昔ではないのだが、ここ数年で最近の世相がだいぶ 変わったのだな、と思わせられる作品です。 現在では青年誌だろうが掲載を躊躇するであろう内容を 少年誌で掲載していたのですからねぇ。 難しいテーマというのは「青少年の大量殺人」を描いているだけであり、 内容的にはそんなに難しい作品ではありません。 謎解きがあるわけではなく、物語に救いがあるわけでもない。 単純にサスペンスだけの作品です。 こういうのが好きな人、っていうのはあまりいなさそうな気がしますが、 つまらない話ではありませんので、ま、読むな、という作品ではありません。 「おっとり捜査」等で小手川ゆあを知っていて、かつ小手川ゆあが好きな人なら 読んでいいんじゃない? けど「難しい」作品なんで、この漫画に影響されて事件起こした、とか言われないように、 影響されない分別ある大人の方が読むようにしてください (っていうほどすごい作品ではないですよ、一応言っておきますけど。 そういう「すごい作品」を期待して読まれるのでしたら、期待はずれになると思います) ちなみにこの作品、終わり方もまたあまりよくありません、私的にはですけど。 その辺も覚悟して読んでくださいね。