エルフを狩るモノたち
【作 者】 矢上裕(やがみゆう) 【巻 数】 全22巻(1~21+DX) 【出 版 社】 メディアワークス 【掲 載 誌】 月刊コミックガオ! 【ジ ャ ン ル】 ファンタジーギャグ漫画 【おすすめ年代】 中学生~
月刊コミックガオ!にて連載されていた漫画(コミックガオ!ってまだあるのか?)。 作品の中身を知らず、タイトルだけ聞いたとき、CLAMPあたりの作品かと思っていましたが、 実際漫画を見てみるとタイトルから想像できないくらい結構ちゃんとしたギャグ漫画だった。 テレビアニメ化もされた。現在も存在する「深夜アニメ枠」はこの作品のアニメから始まった といわれているらしい。 物語としては、 「ある事情により困っていたエルフ族の首長『セルシア』は『史上最悪の魔法』と呼ばれる魔法を 使用する。その魔法は召還魔法で、その魔法により現代の日本から3人の人間がその世界に 召還される。 その3人は空手の達人『竜造寺淳平』、オスカーをとった天才女優『小宮山愛理』、 現役の女子高生でありながら銃器の扱いに長けた軍事オタクで74式戦車まで所有している 『井上律子』の3人だった。 その後3人を元の日本に返そうとセルシアが送元呪文を入手し、呪文の詠唱を始める。 しかしその呪文の詠唱中、不測の事態により詠唱は失敗に終わり、送元呪文は5つに分裂し 飛び散ってしまう。エルフ族の話によると、セルシアの波長と似ているエルフ族の女性の体 にプリントされてしまったという。 こうして3人はもとの日本に戻る為に、呪文をプリントされたエルフ族を探すべくエルフ族の女性 の服を脱がせる旅にでるのだった」 という物語。 1~21巻という単行本の他に、DXという本が出ていますが、DXはゼロ巻という位置づけです。 空手の達人、銃器スペシャリストというところまでは分からないではないですが、なぜに女優? という感じでしたが、しっかりと物語が作成されております。 主人公たちみずからエルフたちのいる世界を「ファンタジー世界」と読んでいるだけあり、 舞台はファンタジーなのですが、普通のファンタジーものとは違い、主人公が現代日本人だけあり ファンタジーと現代の話題をうまく合わせてギャグ漫画が作られております。 基本はギャグ漫画ありながら、所々に心温まるような話もちりばめられており、 最後まで飽きさせず読ませてくれます。 ジャンルのわりには長続きしたな、という感じですが、 それだけこの作品の質が高かったのでしょう。 なかなかに面白い作品です。 暇つぶしに最適です。読んでみては?