影武者徳川家康
【作 者】 (原作)隆慶一郎(りゅうけいいちろう) (漫画)原哲夫(はらてつお) (脚本)會川昇(あいかわしょう) 【巻 数】 全6巻 【出 版 社】 集英社 【掲 載 誌】 週刊少年ジャンプ 【ジ ャ ン ル】 歴史・戦国漫画 【おすすめ年代】 高校生~
週刊少年ジャンプにて連載されていた漫画。 隆慶一郎作の歴史小説を漫画化したもの。 漫画は「北斗の拳」で知られる原哲夫。 原哲夫としては「花の慶次」につづく大河ドラマ二作目。 物語としては、 「関ヶ原の合戦に勝利し、後に江戸幕府を開く徳川家康。 しかし、実は徳川家康は関ヶ原の合戦の開戦直後に、敵方の放った刺客により暗殺され、 その後の戦の指揮から幕府を開くまで行ったのは、徳川家康の影武者だった人間だった」 という内容。 この作品に関しては、人気のせいなのか、他の要因なのか、 原作小説の半分もいかないうちに「第一部完」として終了していますが、 その後原哲夫が何作か連載をした後、月刊少年ジャンプにて「左近」として続編が 描かれています。 原哲夫としては「花の慶次」に続く歴史ものだったのですが、前作は歴史ものでありながら 主人公のバトルシーンなどアクション漫画的な要素もそれなりにあったのですが、 今作はより純粋な歴史漫画になっており、主人公の肉体的強さが発揮される、というような 分かりやすいアクションシーンがほとんどなかったため、少年誌としてはとっつき難い漫画 だったのかもしれません。それが短期終了の要因かもしれませんね。 私としてはかなり好きな漫画で、この漫画を読んだおかげで原作に興味を持ち、原作小説 まで購入したくらいだったのですが、やっと続編「左近」が開始されると、 分かりやすいバトルシーンがかなり多くなったりしていて、少々がっかりしたものですが。 この作品では関ヶ原の合戦の開戦から終戦、そして江戸幕府を開こうとしている途中までの ところが描かれています。 原哲夫の前作「花の慶次」と時代がある程度かぶる為、前作「花の慶次」に登場した 歴史上人物が何人か登場しますが、姿かたちが変わっている人もいます。 ま、これはNHK「大河ドラマ」でも歴史上同じ人物が出てきても、演じる人は違うということで、 作品違えば容姿もちがうってことで。 まさしく少年漫画、という単純な感じの作品ではないですが、 日本史で一番好きなのは戦国時代、というような方は是非読んでみてください。