コンシェルジュ
【作 者】 (原作)いしぜきひでゆき(いしぜきひでゆき) (漫画)藤栄道彦(とうえいみちひこ) 【巻 数】 1~11巻(以下続巻) 【出 版 社】 新潮社 【掲 載 誌】 週刊コミックバンチ 【ジ ャ ン ル】 人情漫画 【おすすめ年代】 高校生~
週刊コミックバンチにて不定期連載されている漫画。 2~3週連続して掲載されたかと思ったら2ヶ月くらい見なかったりする。 連載規則が良く分からない。シリーズ連載ってやつだろうが。 物語としては、 「女子大生の就職氷河期の現代(連載開始時はまだ景気悪かったからね)、『川口涼子』は 就職浪人を覚悟したとき、一社から採用通知が届く。 涼子の就職先は『クインシーホテルトーキョー』というホテル。 初出勤した涼子は『コンシェルジュ』に配置される。コンシェルジュとはどのような仕事か 分からない涼子に、『お客様の何でも相談所のようなものですよ』と支配人から説明される。 さっそく仕事に取り掛かる涼子に、いきなり外国人の客が外国語で話しかける。 なにを喋っているか分からないでパニックにおちいる涼子。そうしていると近くにいた ホテルの従業員と思われる人がその外国人とやりとりをして助けてくれる。 その人にお礼を言うと、その人は『チーフコンシェルジュの最上拝(もがみはい)』と名乗った。 拝は涼子の上司にしてホテルのチーフコンシェルジュであり、ニューヨークのホテルで コンシェルジュとして活躍し、大統領にも気に入られているほどの人間だったのだ」 という話。 物語の大筋は、お客の無理難題の依頼を解決しつつ、心の安らぎやら、心のふれあいやらを 描くヒューマンドラマ。 シリーズ連載という、毎週載っていない作品でありながら、私的コミックバンチ一押し漫画。 コミックバンチは「Angel Heart」と「コンシェルジュ」でもっていると思っている。 世の中にコンシェルジュという言葉が浸透していないときに連載が開始され、 その後コンシェルジュという言葉がそれなりに浸透しましたが、それはこの漫画の影響が あるのではないかと私は勝手に思っている。 ヒューマンドラマという、近年あまり流行らない(失礼)タイプの漫画ですが、 コンシェルジュという職種、ホテルという舞台をうまく利用し、いい話を描き、 親しみやすい絵で万人に受ける作品なのではないかと思う。 バトル大好きな少年漫画好きも、ドキドキしたい恋愛漫画好きも、一息つく時にはこのような 作品を読んでみてください。いい作品ですよ。 そしてヒューマンドラマが好きな人は是非読んでくださいな。
2007年 6月16日 9巻掲載
2007年 9月16日 10巻掲載
2008年 1月 2日 11巻掲載