空手小公子 小日向海流
【作 者】 馬場康誌(ばばやすし) 【巻 数】 1~30巻(以下続巻)+1巻(公式ガイドブック「格闘指南書」) 【出 版 社】 講談社 【掲 載 誌】 週刊ヤングマガジン 【ジ ャ ン ル】 格闘漫画 【おすすめ年代】 中学生~
週刊ヤングマガジンにて連載されている格闘漫画。 メインはタイトルにも記載されているとおり「空手」だが、物語の最近の舞台は 「K-1」のような異種格闘技線になっている為、空手以外の格闘技も出てくる。 物語としては、 「『スポーツ一流偏差値四流』を自認し、俗に『バカ大学』と呼ばれる『嶺南大学』。 ここは五輪メダリストやプロスポーツ選手を多数排出することで知られる名門体育系大学 である。『小日向海流(こひなたみのる)』はその大学の体操部に所属し、オリンピックを 目指していた。・・・のだが体操部の先輩のイジメにより大部に追い込まれてしまう。 ある日、練習の終わった体操部の体育館で、友人であり五輪強化選手である 『三崎七奈』の居残り練習に付き合っているところに、体操部の上級生たちがやってきて、 再び海流はいじめられてしまう。それをとめようとした七奈は、逆上した体操部の上級生に 辱められそうになり、なんとかやめさせようと海流は土下座する。 一連の光景を体育館の外から覗き見ていた第二空手部に所属していた『武藤竜二』は、 その情けなさに腹を立て、体育館に殴りこみ、体操部の上級生たちを叩きのめしてしまう。 助けてもらったと感じた海流は、なぜ助けてくれたのかと問うが、その瞬間、竜二に殴られ 意識を失う。そして『根性たたきなおす』という竜二に第二空手部の部室に連行され、 そのまま第二空手部に入部させられるのだった。」 という話。 大学の設定、格闘技系の部・サークルなどだけで100以上あり、それらを束ねる「百武会」という 連合がある、など設定がいかにも漫画チックなのだが、中身としては 結構現実的な作品。 他の有名格闘漫画にありがちな「人間には無理な必殺技」的なものが存在しなく、 ある意味「純粋な格闘技漫画」。 最近は大学を飛び出し、異種格闘技漫画になりつつあるのだが、その辺も 実際にある「K-1」だのあの辺をモチーフにしていて、非現実感たっぷりな感じではない。 物語序盤は絵的につたなさが見受けられるものの、次第にそれもなくなり、 見やすい漫画です。 ヤングマガジンという青年誌に載っているわりに、非常に少年誌的な漫画。 格闘技好きにはもちろん、少年漫画好きにもおすすめできる作品です。
2007年 5月19日 27巻掲載
2007年 9月16日 28巻掲載
2007年12月20日 29巻掲載
2008年3月3日 30巻掲載