修羅の門
【作 者】 川原正敏(かわはらまさとし) 【巻 数】 1~31巻(以下続巻?) 【出 版 社】 講談社 【掲 載 誌】 月刊少年マガジン 【ジ ャ ン ル】 格闘漫画 【おすすめ年代】 小学生~
月刊少年マガジンにて連載されていた漫画。 第4部まで連載後、現在は中断中。同作者は海皇紀を連載している。 物語としては、 「格等家のあいだで伝説のように語り継がれる流派があった。 その流派は『陸奥圓明流(むつえんめいりゅう)』といわれ、一部の人間以外は目撃したこと すらないという流派であった。 ある日、実践空手の総本山ともいえる『神武館』を訪ねるべく、東京にに一人の少年が現れる。 しかし道場に直接行けず、迷ってしまったので、近くにいた女の子に道場を知らないか訪ねる。 女の子は道場の位置を知っているといい、案内してくれることになった。 そのおっとりした容貌に女の子は『入門かな?』と聞くと、男の子は『ぶったおしに』と答える。 二人が道場に到着すると、すでに一人道場破りが来ていて、 道場の館長代理を倒しているところだった。道場の看板をもらっていくという道場破りに対して、 自分を倒してから持って行けという女の子。女の子とは神武館総帥『竜造寺徹心』の 孫娘だったのだ。道場破りと対峙する女の子、しかしそこに割ってはいる男の子。 『看板を持っていかれると困るんだよ、俺がもらっていくつもりだから』という。 道場破りに対峙する男の子。その弱そうな風貌にとめようとする女の子。 しかしその予想を裏切り、簡単に勝利する男の子。そこに神武館総帥、竜造寺徹心が帰って くる。そして男の子にこう訪ねる。『陸奥真玄は元気か?』と。 男の子は『元気も元気。孫の俺より長生きするよ』と答える。その答えに徹心は 『陸奥圓明流まだ伝えるものがおったか』というのだった。 その男の子は『陸奥圓明流』の伝承者で『陸奥九十九(むつつくも)』というのだった」 という物語。 基本的には伝説の流派『陸奥圓明流』の使い手『陸奥九十九』が、 陸奥圓明流の最強を証明するため、かく格闘技の使い手と戦いを繰り広げる、という話。 物語の大部分を格闘シーンが占めますが、ストーリー性がゼロのわけではなく、 それなりにストーリー漫画として読んでも面白い作品です。 格闘シーンの描画には文句のつけようはありませんが、 物語りも最後の方に来ると、格闘シーンにしろそうでないシーンにしろ、 見開きで6コマ~8コマ程度という恐ろしいコマ割りで進み、 明らかに手抜き間が否めない作品になってしまうところが、少々問題ありです。 格闘シーンにおいてはダイナミック感がうまく出てて良いっちゃ良いんですが、 このコマ割りのおかげで、読むのに時間要らない要らない。1冊4分くらいで読めたりします(笑) ま、面白いから良いけど。 物語は最終章に向かう、という感じのところで終わっていますが、作者がシリーズ作品の 『修羅の刻(これは海皇紀の合間合間に新作を発表している)』の後書きに いずれ続きを書く、という旨の記載をしておりますので、いずれは復活するのでしょう。 海皇紀が終わったあとかな? 格闘技好きにはたまらない作品ですが、海皇紀を気に入ったからってこっちを読んでも、 以外と気に入らないかもしれません。あくまで「格闘技漫画」として読んでください。 少年漫画的な要素もありますので、そっち好きな方もいいかもね。