ONE PIECE(ワンピース)
【作 者】 尾田栄一郎(おだえいいちろう) 【巻 数】 1~49巻(以下続巻) +1冊(ファンブック「ONE PIECE RED」) 【出 版 社】 集英社 【掲 載 誌】 週刊少年ジャンプ 【ジ ャ ン ル】 冒険ロマン 【おすすめ年代】 高校生~
もはや説明する必要もない超有名漫画。 過去の「ジャンプ黄金期」を背負っていた偉大な作品、 「ドラゴンボール」を彷彿とさせる作品で、巻数ではその「ドラゴンボール」を ついに超えた(「ドラゴンボール」は全42巻)。 恐らく現在連載されている漫画の中では、「一番売れている漫画」。 単行本売り上げ冊数だけでいうと、歴代1位かもしれない。 「ドラゴンボール」は連載終了後10年が経過しているが、 いまだにテレビゲームが発売されたり、カードゲームが発売されたり していて、いまだに人気にかげりは見られないが、 この漫画も将来そのようになる可能性はあるのではないだろうか。 作品のストーリーは、 「大航海時代。伝説の『海賊王ゴールド・ロジャー』が残した秘法、 『ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)」をめぐり、海賊たちが戦っていた。 そんな中、海賊を夢見る少年『ルフィ』は『海賊王』を目指して、海にでる。 航海の途中で加えた仲間たちと、『ひとつなぎの大秘宝』を目指して、 今日も冒険を続ける」 というような内容。 最近の少年漫画に見られる傾向であるが、 その傾向の道筋をつけたのはこの作品であると思うのだが、 「面白さの中にも泣ける要素がある」作品が多いと思う。 最近の流行のそのような作品の中でも、この作品はダントツでずば抜けていて、 「泣ける話」だけでもなく、ストーリー展開、所々にちりばめられたギャグ、 そして泣ける話と、「喜怒哀楽」のすべてが「高次元」でちりばめられている。 少年誌らしく、主人公の成長も描かれており、「必殺技」のような、 「お子様」にも分かりやすい面白さもある。 ただ、この作品のよさは、前述したように、「ストーリー」の良さ、ひいては 「感動部」の良さは「ある程度の年齢を重ねた人」でないと 十分堪能できないと思います。 ということで、「少年漫画」と馬鹿にせず、大人の方に是非読んでもらいたいです。 必ずや満足していただけることかと思います。 ここまで書くと、何一つ不満は内容に思われますが、最近ちょっと不安なのが、 「ちょっと話の風呂敷広げすぎ」という感じも受けます。 「いずれこの人たちと戦うんだろうなぁ」というキャラクターが いろいろ出てくるんですが、 「43巻分も連載続けておきながら、残っているのが多すぎる」 というところなんですよね。 簡単にいうと「終わりが見えない」というところでしょうか? 面白いから「いつまでも続けてもらいたい」という気持ちもありますが、 「いい加減な終わり方はしてもらいたくない」という気持ちもあります。 頼みますから、 「残った敵全員参加バトルロイヤルで一発決着」という終わり方だけは やめてもらいたいですね。 いずれにしろ、かなりレベルの高い作品ですので。 「流行っている漫画は読まない」という天邪鬼な方も、 「所詮漫画」と普段漫画読む習慣がない方も、是非読んでみてください。 間違いなく満足できると思います。
2007年3月5日 45巻掲載
2007年7月18日 46巻掲載
2007年9月30日 47巻掲載
2008年3月10日 49巻掲載